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コラム

大黒様の秘密 -東京- part.2

大黒様はねずみに齧られていました。その部分を補修する受入れ先を探すことになりました。
先生の知り合いに仏具屋さんと親しい人がいるので、その人にお願いしてみることにしました。その方の手から、品川の仏具屋さんへ。

しかしそこでも「この補修は難しい」ということになり、実にいろいろな場所を巡りながら最終的には、京都の職人さん(どうやら人間国宝級の人らしい)のところへ行き着きました。あちこちを転々とした結果、「これを補修するのは、国宝の仏像を直すような作業になる。とてもじゃないが、個人が所有物のために費やす値段ではない」と、教えて頂いた上に、自分の手で、納得のいくようにやってみては。そのための道具は差し上げます」という、はからいのもとで道具を持ち帰ってきました。そしてこれがその補修セットです。

手紙が一枚、ヤスリが4種(えんぴつ付き)、色の具合を整えるニスと綿棒が二本。なんとあたたかい心尽くしでしょうか!

daikoku-hosyu

「ネズミ」ではなく「ネヅミ」というのが良いですね。鉛筆にテープで巻かれたヤスリの内側には、「鉛筆に巻いて使用して下さい、作業しやすい」と書いてあります。丁寧で、あたたかくて・・・嬉しくなりました。

daikoku-tegami

あたたかいやりとり。その個人の生き方と仕事が、がっちりと安定して地に付いていて、その姿勢からくる親切心や優しさ。
先生はいつも、「私のような種類の仕事だけがスピリチュアルなのではなく、その人が持つ『信念』そのものがスピリチュアル」だということをよく語っています。それって、こういうことなんですよ!

私が道具の写真を撮っていると、加勢先生が大黒様をセッティングして写真をバシバシと撮り始めました。先生がそんなことをするなんて、かなり珍しい行動でした。本人も「こんなモノ(物の怪であっておどろおどろしくないもの、恩恵を示すもの)に出会えるなんて最高の幸せ」と言っていましたから、記念にか?と思っていたらこんなものを写していました。
角度を変えても、違う瞬間にとってもはっきりと写った緑の光。
これは大黒様に宿る精霊の光だそうです。大黒様が象徴する「実り」や「豊かさ」を表す鮮やかな緑色です。この色の光線は、エメラルドの色が象徴する緑と同じ色彩光線だそうです。
太陽光線に含まれた虹の色も、写っています(ちょっと写真を小さくしたのでわかりにくいかもしれないですが)。「緑色が、袋の部分に写ってるねー」と微笑ましくなりました。

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一番上の大黒様の小さな写真にも(これも先生が撮ったもの)、白い光が出ています。あの白い光で囲まれた中の台形の部分が、大黒様の波動で、その波動の輪郭が白い光として写っているそうです。確かにこちらからライティングしたわけでもないですから、そうなんでしょうね。

こういうことに敏感だ、という方はわかるかもしれないですが。。。
大黒様がいらっしゃる間、エアーワークスもなんだか恩恵にさずかったかな、ということが幾つもありました。
「結局、傷は直らなかったね。自分でやらなきゃいけないんだね」と私が言うと、先生は「でも大黒様自身いろんなところを廻って、最高の道具を集めてきたでしょう。とても満足してるよ」とのことでした。
実は・・・頂いた、あのニスがすごーーーーーーく高いもので、本当に国宝を癒すための材料なんですって。。。。(笑)

今回の件で関わった皆さま・・・そして、何よりも大黒様自身に感謝の気持ちをこめて、ご縁に感謝いたします。ありがとうございました。

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