富士・白糸の滝
浅間神社から2ブロック先に、白糸の滝へ行くバスが出ています。しかしそのバスの運転手が怖かった!(笑)少し席を移動しようとすると「立たないで下さい!」と即注意、何かしら質問をしながら降りる異国の方に「もうわかんないから、とにかく早く降りて」と促す!・・・きっとバス会社が厳しいんだろうな。
誰かが怒られる度に乗客は一種の連帯感ができて、顔を見合わせて「うくく・・・怒られチャッタネ・・・(笑)」て感じでした。「滝についたら、写生なんかしてみちゃったりして」「笛でも練習してみたりして」など思っていたのですが大間違い。すごく開けていてかなりの観光地でした。人もわんさか、「牧場とれたてのソフトクリームが売ってますよ!!」ってな感じです(笑)。
それでも滝つぼに向かって下りていくと、音止めの滝が見えてきて・・・すごい迫力です!近づけないだけあるわ~、といった激しさ。落差25mというのは、なかなか大きいのですね。
そしてさらにお土産もの屋を見つつ降りていくと、メインの白糸の滝に。急に寒くなります。
これはもう、すごいです。崖のあらゆるところから水がしたたりおちていて、ぐるっと広角レンズじゃないと全体の写真が撮れないくらい、視界のすべてが滝に
なります。水しぶきもたくさん飛んできます。足場の悪い岩場をわさわさと人が詰め寄せて、滝つぼに近づこうとします。コケかける人も続出で、やっぱりここ
でも助け合いムードが漂います。
いつまでも見ていられるな~・・・と思っていたら、滝に虹が出ていました。
美しいですね~・・・しあわせですね~。
散々堪能したあげく、戻り途中、音止めの滝横のカフェでラテを飲み、バスの時間を待ちました。
このカフェの中に、手洗い場のような飲み水用の蛇口があるんですが、そこにわっさり置いてある石たちが、ごく普通の滝つぼの石だと思うんですが、つるっとしてかわいかったんです・・・。毎日きれいな水で洗われて、とっても気持ちよさそうに見えました。水が美しいところにあるなんて、石冥利につきますね・・・また来よう!
インフォメーション
静岡県富士宮市上井出
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。東名富士ICから車で・・・西富士道路、国道139号を経由し、上井出ICを下り約5分(東名富士ICから約40分)
中央高速河口湖ICから車で・・・国道139号で約1時間、途中右折(標識があります)
JR富士宮駅から公共交通機関で・・・白糸の滝行きバスで約30分。